雨がほとんど降らなくて、カラカラに空気が乾いている時には、たまに降る雨のことを「めぐみの雨」なんて言うのに、雨を嫌がる人は多いですよね。
混みあった電車の中なんて、雨の日は最悪です。
誰かの傘からしたたる滴が靴にかかってビシャビシャになったりしますから。
空いている時はそれほど気にならないけど、混雑している時間帯は気を付けて欲しいですよね。
でも、自分も知らず知らずのうちに人に迷惑をかけているかも知れません。
濡れた傘の電車の中での扱い方のマナーを考えてみましょう。
電車の中で傘の持ち方
電車に乗る前に濡れた傘に付いている滴をホームで落とすことができればいいのですが、人が多いホームでは閉じた状態のままトントンと落とすくらいが精一杯です。
間違っても開いて振り回すなんてことは危険なのでやめましょう。
トントンと滴を落とすくらいでは、電車の中で水滴が落ちてしまうので、乗る前に必ずベルトを止めて他の人に触れないようにするのがマナーです。
正しい持ち方が鉄道会社などでアナウンスされているわけじゃないのですが、立っている人は傘の先端が床につくように持ったほうが良いでしょう。
新聞を読んだり、スマホを操作するために手を空けたいから、カバンや腕に引っかけていると、傘の先端が浮いてしまいます。
すると水滴がぽたぽたと落ちてしまい、他の人の靴や洋服を濡らしてしまう恐れがあるからです。
雨予報で念のために持っていて、乾いた傘でも先端が浮いていると誰に触れるかわかりませんから、がら空きの車内じゃない限り、傘の先端が床につくように持つのがマナーだと思います。
座っている時も、濡れた傘が隣の人に触れないように脚の間に立てて持つように心がけましょう。
電車通勤に便利な傘カバー
どんなに気を付けていても、混みあった電車の中で濡れたままの傘を持っている人が多ければ、知らず知らずのうちに他人に不快な思いをさせてしまうかも知れません。
私はホームで傘を閉じてからタオルで拭いている人を見かけたことがありますが、そこまで気を配れる人ばかりじゃないのですよね。
自分もそこまでしていないので、思わず目を引きました。
電車を使う頻度が月に数回程度であればあまり気にしないのですが、通勤で電車を使う場合はやはり何か良い対策を考えたくなりますよね。
春の長雨、梅雨、秋雨前線など、雨が続くことが多い国に暮らしているのですから、傘の扱いをもっとスマートにしたいものです。
そんな時に便利そうな傘カバーを使っている人を見つけました。
傘の付属カバーではなく、濡れた傘のためのカバーだとすぐにわかりました。
カバーに持ち手が付いているので、水分の重さでカバーだけがずり落ちることもなく、雨が上がって傘を持ち歩く時にはカバンの取手にかけることもできるので便利そうです。
使わない時はコンパクトに畳めるので、バッグの中で邪魔にならないので、傘カバーは1つ持っていると便利だと思います。
エコバックみたいに小さくなるのに、機能的な傘カバーも見つけました。
この傘カバーは、裏地に吸収性の優れたマイクロファイバーが使われているので、しっかり水分を吸い取ってくれるので便利です。
長傘用だけじゃなく、折り畳み傘用のカバーもあります。
濡れてしまって折りたたんでもカバンに入れられなくては折り畳み傘の意味がありませんからね。
このカバーも内側がマイクロファイバー加工なので吸水性に優れていて安心して収納できます。
折り畳み傘が苦手でも!
電車通勤する人にとって、降水確率が50%くらいの日は帰りの時間に降られるかも知れないので、念のために傘を持って家を出ることもあるでしょう。
そんな時に便利なのが折り畳み傘です。
ですが、折り畳み傘が苦手な人もいるのですよね。
駅の入り口で折り畳み傘を閉じて、畳むのに手間取っている人を見かけることもあります。
濡れた状態の折り畳み傘を畳むために服が濡れてしまうなんてこともあります。
だから私は折り畳み傘がとても苦手です。
もしもの時のために、晴雨兼用の折り畳み傘は一応持っていますが、ほとんど使わないまま玄関に置きっぱなしでした。
そんな私みたいな人が沢山いるのでしょうね。
ワンタッチで自動開閉する折り畳み傘の種類がとても増えています。
男女兼用で使えるシンプルなデザインで、サイズも豊富になっているので、折り畳み傘が苦手な人は、自動開閉傘を買った方が良いですね。
変わった形の自立傘
便利な傘として話題になった変わりダネもチェックしておきましょう。
逆さ傘というタイプで、普通の傘と逆の造りになっています。
傘が自立するので、持っていなくても便利だと話題になったのですが、傘をベルトで閉じてしまうと自立しないので、濡れたまま混雑したバスや電車に持ち込むのには不便です。
便利だと感じたのは、車の乗り降りの時です。
車の乗り降りの時に傘って邪魔になるのですが、逆さ傘はスムーズです。
傘の骨の先で車のボディーを傷つける心配もないし、濡れたまま車の中に持ち込んでも濡れた面が内側になるので足に触れて濡れることも避けられます。
電車通勤の人にはおすすめしませんが、車移動が多い人には便利ではないでしょうか。
まとめ
雨が好きな人はあまりいませんが、空模様に文句を言っても仕方ないし、雨を避け続けるわけにもいきません。
だったら、少しでも快適に便利に雨の日を過ごせるように、工夫しながら雨と付き合っていきましょう。
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