ヨガはもともとインドから伝わった仏教の修行の一つです。
スポーツとして広まったのは、古来から伝わる修行としてのヨガをパワーヨガとしてアレンジしたものがアメリカなど西洋諸国で流行したからです。
日本でもヨガ人口は増えていますが、仏教が定着している東洋の国のわりには、西洋風のヨガの人気がすごいのはちょっと面白いですね。
しかも、日本独自のヨガもどんどん増えています。
例えば最近話題のホットヨガです。
ヨガのダイエット効果とは
ヨガの経験があるとわかりますが、ヨガには基本のポーズがあります。
そのポーズのままゆっくりと呼吸をします。
基本のポーズをとるためには、柔軟性、バランス感覚、そして筋肉の働きが欠かせません。
例えば立位の基本ポーズに鷲のポーズがあります。
片脚だけでバランスを保つ必要があるので、体幹も嫌えられるし、脚の筋肉も刺激されます。
激しく動かなくても、ヨガのレッスンを45分くらい行うと汗がタラタラ流れるくらいなので、日ごろ運動しない人にとっては、ゆっくりとした静の運動でも運動量が大きく感じるのです。
消費カロリーはヨガのコースによっても違いますが、30分で50kcal~80kcalくらいなので、ジョギングなどの有酸素運動と比べて脂肪の燃焼を促すダイエット効果が驚くほど高いわけではありません。
ヨガを続けるメリット
ダイエットの目的が、ただ身体に蓄積された脂肪を燃焼させるためだとすれば、ヨガよりもジギングや水泳の方がよほど早く効果を実感できると思います。
ヨガを2時間続けて行ったとしても、ジョギング1時間にも及ばない消費カロリーですから。
ですが、脂肪を落としてからのリバウンド防止のためだとすれば、ジョギングに負けない効果が期待できます。
ヨガを続けると、体幹や太ももの筋肉を鍛えることができます。
しかも激しい筋トレで鍛える筋肉ではなく、ゆっくりとした動きで鍛える筋肉なので、ムキムキに盛り上がる筋肉ではないので、女性らしいボディラインを維持できるのです。
見た目には筋肉質に見えないけど、基礎代謝を上げるための筋肉はしっかり鍛えられているので、太りにくく、痩せやすい体質に導いてくれるのがヨガのメリットです。
ただ、続けないとその効果が実感できないのは間違いありません。
継続できない人には、ヨガを取り入れたダイエットの成功は難しいでしょうね。
ホットヨガと普通のヨガの違いとは
ホットヨガは、室温を35℃くらいに設定して、温かい空間で行うヨガのことです。
温めた空間で行うと、発汗しやすいので、体内の巡りの改善効果が促進されます。
女性に多い悩みの一つ「むくみ」は冷えや筋肉の低下が原因で起こることがあるので、身体を温めながら行うホットヨガは、むくみの解消には即効性があるわけです。
さらに温めた空間で行うことで、身体の柔軟性が高まります。
ストレッチをする時に、お風呂上りなど温まった状態の方が柔らかく感じると思います。
ヨガには柔軟性が求められるので、普通の室温で行うよりも難しいポーズも実施しやすくなるのです。
そして、身体が温まると代謝カロリーもアップします。
体温が1度上がると、カロリー消費は14%ほど高まると言われていますから、同じ時間ヨガをするのであれば、ホットヨガの方が消費カロリーが大きくなるというメリットがあります。
ホットヨガができる場所とは
ヨガ人口が増えているので、日本全国の至るところにヨガスタジオやヨガ教室があります。
ヨガインストラクターの資格を持っている人が自宅で少人数を相手に教えているとか、公民館みたいなところで教えてくれるなど、探せばヨガを習える場所はいくらでも見つかると思います。
ですが、ホットヨガはどこでもできるわけじゃありません。
室温を35℃に設定して行うので、気分が悪くなっても困ります。
正しい知識を持っているインストラクターがいて、シャワーなどの設備もきちんとしていて、なおかつ通いやすい立地条件で探すとなると、限られてしまうかも知れません。
ヨガスタジオLAVAは、ホットヨガブームの火付け役とも言われているヨガスタジオです。
全国展開していて、駅前にスタジオがあるので、職場の近くとか、自宅の最寄り駅など通いやすいスタジオもきっと見つかると思います。
全国に400以上ものスタジオがあり、体験レッスンが受けられるので、ホットヨガはもちろん、ヨガも未経験という方でも、先ずは体験してから続けられるかどうか考えられるので安心です。
自分にもできるのか、体験レッスンだけでも試してみる価値はあると思います。
まとめ
ヨガは気持ちを整える効果もあるし、ゆっくりと呼吸しながら行うので、身体の中のイヤなものが吐き出されていくような感覚になります。
そこにさらにホットヨガによる発汗作用が加われば、ココロもカラダもスッキリできそうですね。まさにココロとカラダの同時デトックスということでしょうか。
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