猫のトイレのタイプはどれがいい?猫の個性に合わせた選び方とは

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猫は生まれながらの習性があるので、とくに教えられなくてもきちんと排泄できます。
砂があるところで排泄をして、排泄物に砂をかけて隠します。

犬のように散歩のときに排泄するわけじゃないので、部屋の中の設置するトイレは猫との生活に無くてはならないものです。

みー
みー

いつもきれいにしてほしい

ちゃたろう
ちゃたろう

サラサラの砂がいいな

こんな会話を猫たちがしているかどうかわかりませんが、猫はホントに個性が強い子がいるので、トイレの使い方もそれぞれ違います。

そこで猫のトイレのタイプの特徴についてチェックしてみましょう。

ポピュラーな猫トイレ

猫を飼い始めた時にまずは一般的なタイプのトイレからスタートする方が多いでしょう。

トイレの形としては、長方形か楕円形が多く、深さは15cmくらいのものが多く、砂が飛び出ないように低めのカバーのような囲いがついています。

子猫用のトイレからトレーニングを始める場合は、トイレに入るところが低くなっていて、子猫がスムーズに登れるようになっています。

普通のトイレは使用する猫砂を選びません。
鉱物系の砂、木製チップの砂、紙砂、おからなどから作った砂など、どんなタイプでも使えます。
価格も小さめのものなら1,000円以下で買えますから、トイレ本体のコストを抑えたいのなら最適です。
やすいトイレだからと言って、猫が使いにくいわけではありませんので、その点は心配することはないでしょう。


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フルカバー型の猫トイレ

フルカバーのトイレは、猫トイレのニオイ対策や、勢いよく砂をかくことで飛び散るのを防ぐためにカバーをつけるタイプのトイレです。

猫のトイレを置く場所がリビングだったり、玄関だったりとご家庭によって違いますが、やはりニオイ問題は起こります。
どんなに便臭を押さえるキャットフードを食べていても、無臭というわけにはいきません。
ニオイを消臭する効果のある猫砂もありますが、それでもホカホカの時や掃除をする間隔が少し伸びた時などは、モワっとすることもあるのです。

フルカバータイプの猫トイレは、屋根の部分に消臭剤を設置できるスペースがあったり、砂の飛び散りを防ぐために出入り口にステップがつけられたりしているものもあり、工夫されています。

価格は2,000円~4,000円までが平均的です。
ケージの中に入れられるくらい小さめのフルカバータイプもありますし、身体が大きな猫でもゆったり使えるサイズもあります。


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ハーフカバー型猫トイレ

ハーフカバー型のトイレは、フルカバーよりもニオイに対する効果は低いのですが、砂の飛び散りに関してはかなり軽減されます。

猫によっては、フルカバータイプが苦手な子もいます。
用心深い子はなかなか使ってくれません。
圧迫感が苦手なのでしょうか。
ハーフカバーならすんなり使ってくれるという口コミも多いので、フルカバーでダメだった場合はハーフカバータイプにトライしてみると良いと思います。


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上から入る猫トイレ

このごろよく見かけるようになったのが、上から入るタイプのトイレです。
うちの子もつい最近使い始めました。
リビングに置くために購入しました。

上から入るタイプのトイレは、勢いよく砂をかいても飛び散りませんし、ニオイが広がりにくいのがメリットです。

うちの子はフルカバータイプで出入口が開閉するトイレが苦手だったのですが、上から入るトイレはすんなり入って使ってくれました。

猫の習性として、穴があると入りたくなるのか、箱から出した途端に砂を入れるまで待ちきれなくて勢いよく飛び込んだくらいです。
製品によって大きさは色々ありますが、上から入るタイプのトイレに共通しているのは高さがかなりあることです。

高さがあると、穴の縁につかまって排便できるので、深い穴を掘らないと気に入らなくて何度も砂を掘っていたうちの猫には良かったです。

うちの猫は便意をもよおしてから砂を何度も掘りなおしているうちに、最初のがコロン・・とトイレの外に出てしまうことがありました。
コロコロがトイレの横に転がっているのが何とも切なくて(^-^;
上から入るトイレなら、少し掘るだけで穴から上体を出してうんちできるので、間に合わないこともなくなってお互いに嬉しい結果になりました。

リビングにトイレを置きたいと思ったのは、できるだけ温かいところに置いてあげたかったからです。

トイレが寒いところにあったり、砂が冷たいとガマンしてしまうことがあるそうです。
トイレを我慢すると病気のリスクが高くなるので、温かい場所で快適にトイレを使って欲しくて新たに設置したのです。

家族が過ごす時間が一番長いリビングに置くので、ニオイや砂の飛び散り対策を考えて上から入るトイレを選びました。
うちの場合は大成功でした。


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システムタイプの猫トイレ

システムトイレは、トイレが2段設計になっています。
砂の下が網目やすのこのようになっていて、尿を吸収するシートを敷いておきます。
猫が排尿しても、下のシートに吸収されるため、掃除の手間が激減するのです。
トイレのサイズや使用する猫の頭数によっては、1週間は掃除しなくても済むタイプもあるそうです。

ただ、うんちはそのままなので、1週間掃除しないのは少し無理があるような・・。
うちの子は毎日必ず立派なのを出しますから、1週間も掃除しないとトイレの中にゴロゴロしてしまいそうです。
留守が多いお宅や、多頭飼いしていて掃除が大変な場合はシステムトイレはメリットはあると思います。

機能性があるので、本体の価格は4,000円~5,000円くらいです。
使える砂のタイプが制限されたり、トイレシートを専用のものを使わないといけないなど、製品によってはコストが高めになることもあります。

システムタイプのトイレを使っている友人の話を聞く限り、掃除の手間はホントに少なくなったそうです。
うんちだけは回収するそうですが、おしっこの掃除がなくなるだけで助かると言ってました。猫砂を使う量も少なくなったから、猫が2頭以上いるなら長い目で見れば経済的だとか。
猫砂やトイレシートの選択肢が幅ひろいタイプのシステムトイレがおすすめだそうです。


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全自動猫トイレ

最後にこれはなかなか一般家庭では使わないと思いますが、猫カフェなどで使われることもある全自動タイプの猫トイレがあります。

自動的に排泄物を除去して集めてくれるので、高性能の全自動トイレなら30日くらい掃除しなくても済むそうです。

猫がトイレに入るとセンサーで察知して、終わると自動できれいにしてくれるので、猫の安全も考えられている高性能の自動トイレなら留守が長くても安心です。

消臭機能も搭載されている自動トイレがほとんどなので、猫のトイレがあることすら忘れてしまうほど便臭や尿臭に困ることもなくなるそうです。

ただ価格はやはり高いです。

機能的に最小限の自動トイレで2万円前後、高性能なものは5~8万円くらいしますから、一般家庭ではなかなか選択肢に入らないのではないでしょうか。


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まとめ

猫のトイレもどんどん進化しているので、普通のトイレで満足しているうちの猫は古風なのかな・・とか思ってみたりしましたが、使いやすければそれが一番です。

基本は清潔を保つことと、猫がスムーズに使えそうなものか、普段のトイレの様子を観察してあげることも大切ではないでしょうか。

 

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