猫が気持ちよさそうにバリバリと爪とぎしているのを見ると、せっかく尖らせているのに爪切りされるのは嫌なんだろうな・・って思います。
嫌がらない子もいるみたいだけど、爪切りされて喜ぶ猫はほとんどいないと思います。
肉球をムニュっと押されるのが嫌なんだってね。
誰に聞いたのよ
動物病院の先生
猫たちのクレームは聞き流さないと爪切りなんてできません。
我が家では毎回のように大騒ぎです。
爪切りを安全にするために役に立つものを常に探しているわけです。
キャットバッグは使える!
猫の爪切りのたびに手が傷だらけになり、猫も人間も大変なストレスを感じていたので、生後10か月を過ぎて身体も大きくなり、無理に爪切りするのも危険なので、うちではキャットバッグを使っています。
猫は肩回りの動きを制限されると大人しくなるので、バッグに入れてさっとファスナーを閉じて手足を穴から出して静かになったところで爪切りをします。
多少は暴れるし、悲しそうな声を出して鳴くので、とにかく手早く切ることに徹して1秒でも早く解放してあげます。
ただ、このキャットバッグを使って爪切りした1回目は成功したのですが、2回目になると猫が警戒してしまい、バッグに入る段階で全力で抵抗してしまいます。
結局2人がかりじゃないとダメなので、1人ですんなり爪切りするのは無理でした。
もっと大人になると、少しは静かに切らせてくれるのかも知れませんが、爪切りとキャットバッグが入っている収納ボックスを開くだけでサッと逃げるくらい警戒するので困ってしまいます。
でも、夫が休みの時にまったりしている時に何とか2人がかりでキャットバッグに入れれば、1人が抱えてもう1人が切れば使えます!
大人しくなるのは2、3分くらいですが、1人がしっかり抱えていれば暴れることもないので身体が大きくて大暴れする子でも何とか2人いれば切れると思います。
猫は迷惑そうですが、猫の爪切りは大切なケアです。
猫マスクが救世主となるか
愛猫の日ごろのかわいらしい様子を見ていると、爪切りの時に別猫のように豹変して暴れる猫を見るのは悲しくなります。
そんなに嫌なのに、ごめんね。
いつも爪切りすると気持ちが沈んでしまうのです。
爪切りをしないと猫に危険が及ぶので、猫のためだと思って割り切ってやらないといけないのですが、ホントに凹むのです。
そんな話を猫友にしていたら、またイイものを教えてもらいました。
猫友はTNRの経験が多く、リリースすると猫の安全に不安がある子を家猫として迎えています。
シニア猫を保護することが多く、今まで10頭を超えるシニア猫の静かな最期を見送ってきた人です。
シニア猫は若い猫のようにバリバリと爪とぎしなくなるので、放置していると爪が伸びて肉球に刺さってしまうことがあるのです。
シニア猫には爪切りケアは大切なんですよね。
でも、ずっと外の猫だった子に爪切りするのはとても大変なことです。
何とか慣れて膝の上に乗るくらい懐いたとしても、爪切りとなると大暴れってこともあったそうです。
2回は縫合経験があるとか・・。
そこまでしても保護するなんて、ほんとに猫愛の深さに脱帽です。
その人から教えてもらったのが猫マスクです。
メーカー違いでメッシュタイプの猫マスクもありました。
切るのをやめて削る方法もあり!
爪切りに使うのは、ペット用の爪切りでも人間用の爪切りでもどちらでも構わないのですが、切れ味が良いものじゃないと「バチン」となった時の振動が神経に響くのが嫌がる理由だと獣医さんが言ってました。
怖いし、肉球を触るし、痛くされそうだし・・とにかく嫌なの!
猫さんたちのクレームはごもっともなのですが、あなたたちのためにやっていることなので、どうかガマンしてください。
ということで、切るのではなくやさしく削れる爪トリマーを見つけました。
静かな音で、振動も伝わりにくい設計なので、猫も怖がらないかも知れません。
犬と一緒に猫を飼っている友人宅では、犬にも猫にも爪トリマーを使っているそうです。
犬も猫も先をほんの少し削るだけで十分なので、切るより安全ですね。
まとめ
猫の爪切りに関する苦労はずっと続くと思います。
猫の個性なので、嫌がるのも暴れるのも仕方ないことなので、少しでもお互いの負担を軽くする方法をこれからも探していきたいと思っています。
猫の爪切りに苦労している皆さん、一緒に頑張りましょう。
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