ジメジメした梅雨が終わって猛暑の夏がまだ続きそうな毎日。
こんな時に、部屋の中にアイツがいると思うと、眠れなくなります。
仕留めるまでは、眠れない・・。
ゴキブリ対策は万全にしているつもりでも、やっぱり防ぎ切れていない。

ショックです!!
でも、そんなこと嘆いていられません。
我が家には猫がいるので、ゴキブリ対策に強力な殺虫剤は使えないのです。
うちの猫たちをゴキブリハンターにしないためにも、良い方法を考えなくては・・。
猫や犬など、室内飼育のペットがいるご家庭はもちろん、小さな子供さんがいるご家庭の害虫対策を考えてみました。
ペットがいる家の害虫対策
猫や犬が人間と同じ空間で暮らしていると、害虫駆除に市販の殺虫剤を使うのは危険です。
動物だけじゃなく、小さなお子さんにも危険ですよね。
殺虫剤を使って駆除した後には、薬剤が残らないようにきれいに拭き掃除をする必要があります。
それでもスプレーの殺虫剤を使えば、広い範囲に飛び散るので、部屋の隅々までふき取るのは難しいですよね。
置き型タイプも、万が一引っ張り出して口に入れたら‥と思うと怖くて使えません。
お子さんやペットがいる空間では、害虫対策の市販品はほとんど使えないのです。
害虫対策は侵入経路を塞ぐ
ゴキブリは、どんなに清潔にしていても、1ミリから1.5ミリの隙間があれば侵入すると言われています。
窓をしっかり閉じているつもりでも、サッシの隙間やドアの隙間などから入り込みます。
また、排水管の隙間からも侵入するので、侵入口を徹底的に塞ぐのは難しいと思います。
食べ物を置かないこと、生ごみなどはしっかりフタのできるゴミ箱に入れること、台所の油汚れなどを残さないことなど、清潔を心がけるのは基本です。
それでもゴキブリが急に増えることがあります。
うちは、仔猫を新たに迎えたことで、ゴキブリが増えてしまったのです。
先住猫1歳3ヵ月と3ヵ月の仔猫を同居させる前に、仔猫はケージの中でしばらく過ごさせて、先住猫にも仔猫に慣れさせようとしました。
それで、使用していない1部屋にケージを置くことにしたのですが、その部屋にはエアコンがないので、急な猛暑でとてもじゃないけど無理です。
それに、部屋のドアを閉めていても、仔猫の存在が気になって仕方ない先住猫は、ドアの前から離れようとしないのです。
そこで、玄関にケージを置くことにしたのです。
玄関は小窓を開ければ風通しもよく、2階と比べてかなり涼しい。
リビングからの冷気も送れるので、昼間の暑い時間帯は扇風機を併用すれば27度くらいに保つことができます。
でも、玄関に仔猫がいると、エサのニオイやトイレのニオイがするので、ゴキブリが寄ってきてしまうみたいです。
夜中に先住猫がザワザワするので玄関に行ってみると、ゴキブリと格闘中ということが2夜連続であったので、これはマズいと思い、翌日から早速対策を始めました。
殺虫スプレーは使わない
猫のいない時は、強力な殺虫剤などを使って対策していました。
色んな方法で対策していたので、1シーズンに1度も目撃しなかったこともありました。
一番よく使ったのはコンバットすき間タイプです。
外からの侵入を防ぐ
玄関の中に仔猫のケージを置いたことで、仔猫が食べ散らかしてしまったエサのニオイにゴキブリが引き寄せられることが判明したからには、侵入を防がないといけません。
どうすれば良いのか考えてみました。
超音波を使って、ゴキブリやねずみを寄せ付けない方法もあるんですよね。
人間には聞こえない超音波で、ペットにも安心とか・・。
でも、ちょっとだけ不安になりました。
たしか猫はスゴく耳が良いはずです。
犬の何倍も聴覚が敏感だというので、ほんとに猫にストレスにならないのか不安になりました。
そこで外からの侵入を防ぐ対策として、屋外用のコンバットというのを見つけました。
ハッカ油スプレーはどうなのか
昔から害虫対策に使われたのが、ハッカ油です。
ミントの香りを嫌うので、ゴキブリを寄せ付けないためにハッカ油を薄めて侵入しやすいところにスプレーすると良いと聞きました。
ところが、ミントの強い匂いは、猫も苦手だとか・・。
柑橘系が苦手なのは知っていましたが、ミントもダメなの?
ほのかなミントの香りなら、猫も問題ないみたいだけど、ゴキブリを寄せ付けないためには少し強めのニオイじゃないと効果がありません。
猫にも刺激になりそうなので、家の周りにスプレーするだけにしておきます。
忌避消臭抗菌剤で対策
玄関で2夜連続でゴキブリを目撃して3日目。
色々探してやっと見つけたのが忌避消臭抗菌剤「空大~Qoota」です。
これは、13種類の天然植物のエキスを使い、ゴキブリなどのイヤな害虫を寄せ付けないものです。
・どくだみ
・緑茶
・茎茶
・熊笹
・高麗人参葉
・山椒葉
・檜地下茎
・菖蒲葉
・びわ葉
・月桃
・防風
・大黄
以上の植物のエキスが入っています。
医薬部外品ではないので、殺虫効果などは明記されていませんが、嫌な虫を寄せ付けないだけじゃなく、孵化するのを抑えるので、増やさないためにも良いのです。
それに、強い匂いがほとんどないので、部屋の中に置いても気にならないというのが選んだポイントです。
猫にも安全だし、置いておくだけなので手間もありません。
どのくらいの効果があるのかわかりませんが、これを置いてからは、一度も家の中でゴキブリを見ていません。
市販の殺虫剤に比べたら、かなり高額ですが、猫たちの安全を考えれば、仕方ない出費です。
詰め替え用があるので、これからは詰め替えながら対策してみようと思っています。
まとめ
家の中に猫や犬などが自由に動き回れる環境では、ゴキブリをはじめとする害虫対策は安全を優先しなければいけませんね。
人間には安全でも、猫や犬には安全ではないものは沢山あります。
猫の安全を考えたゴキブリ対策をご紹介しました。
参考になれば幸いです。
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