猫はよくあくびをします。
顔を近づけた時に大あくびをすることもあります。
そんな時にふわっとお口のニオイが漂ってくることがあります。
人間のようにこまめに歯磨きするわけじゃないし、うがいをすることもないので、口臭があるのは仕方ないことです。
でも、口臭が強くなるのは口腔内の環境があまり良くないからなので、気を付けてあげないといけません。
それに、お口の中の細菌バランスが崩れると、歯周病になりやすいのは人間と同じです。
シニアになると、歯肉炎や歯周病の痛みでごはんが食べられなくなれば、体力が維持できなくなるのも困ります。
でも、猫の歯磨きや口腔内ケアが上手くできなくて苦労している飼い主さんは多いと思います。
今回は、フードで口腔内の環境を改善して、お口のニオイ対策する方法を考えてみました。
ブリスミックス チキン
ブリスミックスには、口腔内善玉菌ストレプトコッカスサリバリウスK12が入っています。
この口腔内善玉菌がお口の中に多く持っている人は、口臭がないという研究結果があります。
ストレプトコッカスサリバリウスK12を含んだフードを食べることで、お口の中の細菌バランスが整うわけですね。
悪玉菌は口臭、虫歯、歯周病の原因になるので、日々のケアが大切です。
お口のニオイが気になる猫ちゃんのためには、最適なフードだと思います。
ブリスミックスには、EF2001という乳酸菌も入っていますから、お口の中だけじゃなくお腸内環境を整える効果も期待できます。
さらに、ブリスミックスにはアガリクス茸のエキスも入っているのです。
免疫力に働きかけるβグルカンを含むアガリクスのエキスは、健康を維持するためにも嬉しい栄養素です。
小粒で食べやすく、チキンの香りが豊かなドライフードです。
また、ブリスミックスには、phバランスに配慮しているタイプもあります。
泌尿器トラブルが気になる方には、こちらもおすすめです。
口腔内善玉菌、アガリクスエキスも同じく入っています。
グレインフリーを与えたい方にはこちらが適していると思います。
ギャザー
ブリスミックスは小粒で食べやすいキャットフードですが、同じフードを続けていると飽きて食べなくなることがあります。
また、食べなれないフードを警戒する子もいるので、はじめは今まで与えていたフードに少し混ぜて徐々に量を増やします。
うちでは同じくらいの小粒のドライフードを2種類用意して、それぞれに混ぜて与えています。
ギャザーは、ブリスミックスより少し粒が小さいのですが、グレインフリーで高品質なのにコスパが良いフードです。
吐き戻ししやすい子は、ギャザーを与えると調子が良さそうです。
また、セレクトバランスのキチン味も小粒でブリスミックスと相性が良い風味です。
うちの猫たちはチキン味が好きですが、お魚味が好きな子もいるので、いろんなテイストのフードに混ぜてみても良いと思います。
飲み水に入れる口腔ケア
猫ちゃんは味に敏感なので、どうしてもブリスミックスがお口に合わない場合は、他の方法を考えてみましょう。
液体歯磨きをスプレーする方法や飲み水に数滴入れるだけでお口のケアができる商品もあります。
たとえばこちらのスプレーは、飲み水に入れるだけです。
猫が嫌がらないような工夫はされているのですが、すごく敏感な子は水を飲まなくなることもあります。
少量から始めれば、気が付かないかも知れません。
試してみないと何とも言えませんね。
うちでは猫の慢性鼻炎の点鼻からあごニキビケア、涙やけケア、また風邪の初期には直接フードに混ぜるなど大活躍しているアイオニックシルバーを水に混ぜています。
無色透明、無味無臭なので、数滴入れても全く違和感なく水を飲みます。
フードや猫のデンタルケア製品を拒む子には、無理なくストレスフリーの方法としてお試しになって欲しいです。
まとめ
愛らしい猫のお口のケアは、飼い主のためにも猫のためにも、お互いがラクに続けられる方法を探すことが大切だと思います。
人間と暮らすために、猫は嫌なことも乗り越えなければいけません。
お互いのためなので、少しガマンして欲しいのですが、ストレスを感じやすい子は心配ですよね。
ブリスミックスのように、フードでお口の環境を改善できるものを受け入れてくれるのなら、飼い主はとても助かるのです。
参考になれば幸いです。
コメント