ペットのワクチン接種前後は体温を測ろう!変化をいち早くチェック

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飼い猫のワクチン接種には、猫風邪などの感染症を予防する効果が期待できるので、1年に1度のワクチン接種をしている方が多いのではないでしょうか。

外に出ない室内飼育の子でも、念のためにワクチン接種を推奨されていますよね。

我が家の猫たちも、3種混合ワクチンを毎年受けています。

ですが、ワクチンを受ける動物病院によっては、接種前の体調チェックをほとんどしないこともあります。

幸いにも今まで何も問題は起こっていなかったのですが、今回初めて猫の体調に変化が出て大騒動になりました。

その経験から、猫のワクチン接種の前と後の体調観察には、体温測定も必要だと思ったのです。

その経緯をご説明しますので、猫のワクチン接種について心配や不安のある飼い主さんの参考にしていただけると嬉しいです。

ワクチン接種前の体調を観察

猫のワクチンは、外に出る猫じゃなければ3種混合が一般的です。

家の外でほかの猫と接する機会がなければ、3種混合で十分だと言われるので、うちも3種混合を受けています。

ワクチン接種は、どこの動物病院でも予約なしで接種できることがほとんどです。

今回受けた病院は、何度が受診したことはありましたが、ワクチン接種は初めてでした。

ワクチン接種前に、獣医師からは体調についていくつかの問診がありました。

食欲もあり、元気もあり、いつもと変わらない様子であることを伝えると、獣医師は体温を測定しました。

じつは、ワクチン接種を今まで何度も受けてきましたが、体温を測定されたのは今回が初めてだったのです。

よく考えれば、人間でも予防接種を受ける前には体温を測ります。

猫でも当たり前のはずなのに、今までどうして検温しないまま接種していたのか・・と今さらながらショックを受けました。

今まで何もなかったので、今さらショックを受けても仕方ないのですが、動物病院によっては、これほど違うのかというのを目の当たりにした出来事です。

ワクチン接種可能な体温

猫の体温は38℃台であれば平熱と判断されます。

ただ、人間の個体差で平熱にも差があるように、猫も39℃くらいであれば問題ないようです。

ワクチン接種をする前の体温測定では、2頭のうち1頭は38℃台で問題なく接種できました。

ただもう1頭は39.5度だったのです。

獣医師が言うのは、39.5℃を超えたら、接種はできないと言われました。

ギリギリのところだったのです。

体温が高めになってしまった子は、ほんの2週間ほど前に同じ病院でレントゲンや超音波検査を受けています。

検査の結果は異常なかったため、ワクチン接種にも影響はないと思われたのですが、どうやらその時の記憶から緊張して体温が高めになったのではないか・・と思われました。

緊張から極度のストレス状態になってしまったのだと判断して、車の中で少し落ち着かせてから接種をしました。

39.5℃の体温でも、見た目にはいつもと変わらない様子だったので、検温しないまま接種することの怖さを感じました。

ワクチン接種後の経過観察の時間

ワクチン接種をした日は、激しい運動を避けて、変わった様子があればすぐに病院に連絡するように言われます。

接種後に4時間ほど経過して、問題がなければまず心配はないと言われました。

ところが少し体温高めだった子は、帰宅後に呼吸が苦しそうに口を開ける様子が見られたため、すぐに病院へ急行しました。

検温すると40℃まで上がっていたため、すぐに抗炎症の注射をしてもらい、急変したときにすぐに対応できるように病院で様子をみることにしました。

2時間ほどで体温は38℃台に落ち着き、呼吸や心拍にも異常はみられなくなったので帰宅しましたが、ほんとに焦ってパニックになりました。

その経験から、次回のワクチン接種の時期は獣医師とよく相談して、前後の体調観察も含めて日帰り入院も検討しようと思っています。

動物用の体温計を用意する

今回のワクチン接種の後に、動物用の体温計を準備することを考えるようになりました。

動物病院では、肛門に入れて測定しましたが、家ではちょっと難しそうです。

嫌がって暴れて傷つけてしまうのも怖いですよね。

そういう事態にならないように、動物用の体温計は柔らかい形状のものもありました。


これくらい柔らかいのなら、傷つける心配はないと思いますが、おとなしくしてくれるかどうか・・と考えると自信はありません。

もっと簡単に計測できる体温計はないかと探してみると、短い時間に耳で測れるタイプがありました。

人間の赤ちゃん用の体温計に似ています。


1秒で測れるので、暴れられる心配もなさそうです。

最近よく見かける非接触型の体温計は、さすがに動物用はないだろう・・と思っていましたが、ありました!!


非接触型であれば、寝ている時でも検温できます。

これならどんなに嫌がる猫でも大丈夫そうですね。

まとめ

猫のワクチン接種については、完全室内飼育なら不要だという人もいます。

それについては人それぞれの考え方があると思います。

うちの猫たちは、保護猫だったので猫風邪の症状が出ることがあるので、ワクチンは必要だと考えています。

その上で、ワクチンを接種する前と後の体温をチェックすることの重要性を知ることができたので、準備を整えて不測の事態になるリスクを最小限にしようと思っています。

ワクチンに対して不安を感じている方は、獣医師と相談してくださいね。

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