人間も数年前から酵素ドリンクや酵素サプリがブームになりました。
酵素は消化や代謝に欠かせないものですが、年齢を重ねると体内酵素がどんどん少なくなるので、補う必要があるのですよね。
それは猫も同じで、シニアになると酵素は不足するみたいです。
ただし、キャットフードを食べている猫は、年齢に関係なく酵素を補うことは健康維持に重要なポイントなのです。
猫にも酵素が必要な理由を理解して、愛猫たちの健康を守ってあげましょう。
キャットフードには酵素はない
キャットフードは猫にとって安全な食べ物です。
ですが、安全でも完璧ではありません。
猫はそもそも肉食動物ですが、加熱されたものを食べていたわけじゃありません。
それが酵素が不足する原因なのです。
ドライフードはもちろんですが、ウェットフードも生の肉や魚をそのまま加工しているわけじゃありません。
加熱処理されているものがほとんどです。
酵素とは、加熱されていない野菜や肉に含まれているものなので、加熱してしまえば酵素は壊れてしまいます。
酵素を含まない食べ物しか与えられなければ、体内にある酵素が消化や代謝のために消費されるだけで、増やすことができなくなってしまいます。
それを補うためには、加熱されていない食べ物を与えるか、酵素のサプリを補うしかないのです。
猫の安全のために与えている食べ物ですが、完璧ではないというのはそういうことなのです。
ドライフードに含まれる穀物
キャットフードの中でも、ドライフードには穀物が含まれることがあります。
グレインフリーのドライフードもありますが、すべての穀物の類を一切使っていないドライフードはなかなか少ないです。
なぜグレインフリーのキャットフードを選ぶ愛猫家が多いのかというと、もともと肉食の猫は、穀物を消化させる酵素が少ないのです。
猫の個体差によっては、穀物を含んだドライフードを食べると、お腹を壊す子もいるのです。
動物は人類も含めて、環境に合わせて体質を変化させます。
たとえば日本人は、農耕民族として米の栽培をして生きてきたので、肉を消化させる酵素が少ない体質になりました。
人間にお世話されて生きる猫も、穀物を含んだフードを食べても問題ない子もいますが、穀物を消化させる酵素を持っていない子は食べ物に気を付けてあげないといけないのですね。
15種類の生酵素「犬猫用酵素納豆菌」
キャットフードだけ与えていても、病気になるというわけではありません。
ですが、愛猫の健康のことを考えると、消化のために必要な酵素が不足してしまうのは心配です。
そこで見つけたのがいつも頼りにしているペット用サプリメーカーのトーラスから販売されている「犬猫用酵素納豆菌」です。
こちらのメーカーのサプリは、与えやすさとコスパの点でとても優秀です。
酵素納豆菌サプリは無味無臭なので、ドライフードにかけてもバレずに食べてくれます。
我が家の猫たちは、ウェットフードは1日20g程度しか食べないので、ドライフードにメインです。
グレインフリーのドライフードを選んでいます。
ただ、グレインフリーでも乾燥ポテトとかポテトスターチなどが入っています。
米、麦、トウモロコシなどのグレインは使っていなくても、穀類が一切入っていないわけではないのです。
それに、同じフードだけを食べ続けると飽きてしまうため、時々他のフードに変えるときなども、穀類が全く使われていないものを見つけるのは簡単ではありません。
ということで、我が家ではトーラスの酵素納豆菌をフードにかけています。
酵素納豆菌の成分とは
トーラスの犬猫用酵素納豆菌には、納豆菌を培養したTBA菌が入っています。
このTBA菌には15種類もの生酵素が含まれているのです。
犬や猫がもともと持っている体内酵素の働きを助けて、ペットフードに含まれる穀物の消化をサポートします。
穀物を消化するのが苦手な体質の子はもちろんですが、体内酵素の消費をカバーするためにも役立ちます。
トーラス 犬猫用 酵素納豆菌 100ml 犬 サプリメント 関東当日便
幸いにも我が家の猫たちは、今のところはお腹は健康なので、キャットフードの影響で下痢することはありません。
ただ、吐き戻しをよくする子がいたので、消化を助けるために与えています。
偶然かも知れませんが、酵素納豆菌サプリを与えるようになってから2か月経って、吐き戻しはしていません。
味もニオイもないので、敏感な子も嫌がらずに食べてくれるので、続けてみようと思います。
まとめ
猫も犬の人間と同様に、医療のおかげで寿命が延びています。
ですが、どんなに健康に気を付けていても、寿命が延びる確証はありません。
命に任せることも必要だと思います。
それでも、大切なわが子たちのために、良いと思うことはしてあげたいと思うのです。
ドライフードの穀物が苦手な猫ちゃんが心配な方は、一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。
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