グレイヘアって最近よく聞きますよね。
白髪を染めるのを止めて、ありのままの自然な髪色にすることです。
でも、白髪染めはしたくないけど、ただの無精で染めない人だと思われるのは困ります。
でも、白髪染めする度に髪が傷むし、頭皮が傷むし・・。
グレイヘアに憧れるけど、それまでの間の対策について考えてみました。
グレイヘアがカッコ良く見えるポイント
グレイヘアでもカッコよく見える人は、共通点がいくつかあります。
・無理に若く見せるようなメイクをしない
・カジュアルなファッションを着こなせる
・姿勢が良い
・白髪が全体の60%以上であること
このような共通点があると思います。
白髪が多くても、それが老けてみせないポイントは、髪以外が若々しい印象を与えるからではないでしょうか。
ということは、グレイヘアのカッコ良い女性を目指すためには、常日頃からお肌のエイジングケアに励み、カジュアルなファッションを着こなせる体型を維持することが大切なのです。
でも、最後の「白髪が全体の60%以上あること」というのは自分の努力でどうにかなるわけじゃありせん。
グレイヘアを宣言したことで注目された元フジテレビアナウンサーの近藤サトさんは、50代ですが白髪の割合が60%以上なのでとても素敵です。
白髪は全体に増えるわけじゃなく、部分的に増えていくことが多いので、白髪が集中する部位によってもカッコよく見えるかどうか分かれます。
白髪を増やさないための方法を検索するとネット上では色々見かけますが、白髪を増やす方法はなかなか見つかりません。
憧れのグレイヘアになるためには、自然に白髪が増えるのを待たないと、なかなか理想通りにはならないのです。
キレイな髪をキープして白髪をカバー
グレイヘアになりたくても、白髪の割合が見えるだけで数十本くらいではグレイヘアには程遠いですよね。
早い人なら30代前半で白髪染めするそうですから、そういう人はきっと50代でかなり白髪が多いのではないでしょうか。
ですが、40代後半で白髪染めデビューするくらいの人は、50代でもまだ黒髪の方が圧倒的に多いはずですから、グレイヘアにしても単なる白髪染めをサボっているだけだと思われてしまうでしょう。
それも覚悟の上で一切白髪染めをしないで自然に任せることができるのならいいのですが、やっぱりチラホラ出ている白髪って目立つし、気になります。
でも、簡単に白髪染めすると後悔することになります。
特に市販の白髪染めを使うと髪がボロボロに傷んでしまうのですよ。
1000円以下で買えるような白髪染め剤には、ジアミン系の酸化染料が使われていて、深刻なアレルギーを起こす恐れもあります。
アレルギーを起こさなくても、髪や頭皮がボロボロに傷んでしまえば、いざグレイヘアに挑戦しようと思っても、傷んだ髪と伸びてくる白髪で汚い印象になってしまうことも。
白髪染めを止める前の白髪ケアをいいかげんに考えていると、グレイヘアへの移行期が乗り越えられなくて断念してしまう人が多いので、グレイヘアになる前のヘアケアが重要なんですよ。
髪を傷めない白髪ケア
ドラッグストアなどで売っている安い白髪染めは、脱色してから染料を入れる2剤式がほとんどです。
これは髪も頭皮もひどく傷めますが、一度でもしっかり染まり、色落ちしにくいというメリットがあるので、安易に手を出してしまいがちです。
美容院の白髪染めも、基本的には同じものです。
ただ、美容師のテクニックによって、頭皮につかないように注意しながら染めることもできます。
トリートメントとセットで行うので、染めた直後は傷んだ感じはしないと思います。
ですが、何度も続けていれば傷むのは間違いありません。
でも最近は、髪と頭皮を傷めない白髪ケア製品も徐々に増えてきました。
髪や頭皮にダメージを与えないで白髪を染めるものはいくつかあります。
少し白髪がぼやける程度でも良いと思う人や、お金も時間もかかるけど自然な方法で染めたい人は、トリートメントカラーとかヘナカラーも良いでしょう。
ですが、それが難しい人はどうすれば良いのか。
そこで見つけた2つの方法をご紹介します。
ジアミンフリーの白髪染め
傷まない白髪染めはめんどくさいし、お金もかかるし、キレイに染まらないし。
そんな悩みを解決する白髪染めとしておすすめなのが、ジアミンアレルギーのある人でも使える白髪染めです。
空気に触れることで染まるタイプで、髪や頭皮を傷めないので安心して染められます。
染める方法は1剤を塗って15分放置して、その上から2剤を塗って30分ほど置くとキレイに染まります。
ヒリヒリしないし、脱色剤が入っていないので、ツンとするイヤなニオイもありません。
ヘナカラーよりも断然安いし、頻繁に使わないとすぐに色落ちするトリートメントカラーよりも簡単で色も長持ちします。
2~3週間くらいはキープできます。
何より、いつ起こるかわからないジアミンアレルギーにビクビクすることもないし、何時間もかけて染める必要もないので少しの白髪をカバーしたい人にはピッタリです。
白髪用のヘアマニュキュア
髪の表面をコーティングするヘアマニュキュアも髪を傷めずに白髪カバーできる方法です。
市販のヘアマニュキュアもありますから、白髪の本数が少ない人とか、ジアミンアレルギーがある人は愛用者が多いと思います。
美容院では、ヘアマニュキュアは酸性カラーと呼ばれています。
じつは、市販のヘアマニュキュアを使うのは慣れないと難しいのです。
頭皮につくと専用のリムーバーを使わなければ簡単に落ちません。
普通の白髪染目の感覚で根本からしっかり塗ると頭皮がベッタリと黒くなることもあるのです。
シャンプーしていれば徐々に落ちてきますが、頭頂部などが真っ黒になるのは困りますよね。
ですから、ヘアマニュキュアを使って自分で白髪をカバーする場合は、頭皮に少しくらいついても目立たないところじゃないと難しいでしょう。
業務用のヘアマニュキュアなら、通販で600円くらいで買えますので、経済的な点を重視するなら業務用酸性カラーを使うのもアリですが、失敗した時のために専用リムーバーもお忘れなく。
まとめ
白髪染めを長く続けてきた人がいきなり白髪染めを止めるのは勇気が必要ですよね。
移行期は色々な苦労もあると思います。
ですが、移行期の苦労を考える前に、そもそもグレイヘアにトライするには白髪が少なくて勇気の出ない人もいるはずです。
グレイヘアデビューがもう少し先になるのなら、キレイな髪をキープしながら白髪をカバーする方法を考えましょう。
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