加齢臭はおやじ臭だから、女性にはないものだと信じていたのは昔のこと。
オバサンになると、女にも加齢臭が出てくることを痛感しています。
自分の頭皮のニオイに加齢臭みたいな脂っぽいニオイが気になるようになったとしたら、それは年齢による原因が大きいようです。
どうしたら頭皮のニオイを改善できるのでしょうか。
頭皮が臭う原因とは
頭皮のニオイの主な原因は、分泌される皮脂によるものです。
皮脂が分泌される皮脂腺は、身体の部位によって集中しているところと、ほとんど皮脂腺がないところの差が大きいのです。
例えば顔の中で皮脂腺が多いのはTゾーンですよね。
おでこは小鼻周りは毛穴が開いて皮脂がたっぷり出るのに、頬や目の周りはカサカサいてしまうのは皮脂腺の量の違いです。
では頭皮の皮脂腺は・・というと、なんとTゾーンの3倍もあるんですよ。
ですが、皮脂腺が多くてもそれで頭皮が臭う原因ではありません。
ほんとうの原因は、皮脂が分泌される量が増えてしまい、その脂が酸化したり、雑菌のエサになってしまい頭皮環境が乱れるので、皮脂が臭いの原因物質になるのです。
皮脂腺が多くても、皮脂の分泌量が正常にコントロールされていれば、ニオイ物質に変化するほどのことはないはずです。
皮脂の分泌量が増える原因とは
頭皮の皮脂分泌量が増える原因には、2つのことが考えられます。
1つはホルモンの影響です。
男性ホルモンには、皮脂の分泌量を増やす作用があるので、男性の方が女性よりも頭皮の皮脂
量が多くなる傾向があります。
さらに男性ホルモンには、皮脂腺から加齢臭の原因になる物質を出す作用もあるので、男性の方が加齢による体臭が強く出るわけです。
ほら、やっぱり女性には加齢臭なんてないでしょ！と早合点してはいけません。
女性ホルモンは年齢とともに減少してきます。
更年期になると、女性ホルモンが激減してしまうので、男性ホルモンの働きを抑える力が弱くなるので、加齢臭も出てくるのですよ。
2つめの原因は頭皮の乾燥です。
顔と同じく、頭皮も乾燥すると、皮脂が乾燥を防ごうとして沢山分泌されるのです。
頭皮が乾燥する原因は色々考えられすから、改善のために頭皮環境をチェックしてみる必要があります。
頭皮が乾燥する原因
頭皮には皮脂腺が多いので、乾燥すると顔のTゾーン以上に皮脂腺の働きが活発になってしまいます。
頭皮が乾燥する原因を考えながら、頭皮環境をチェックしてみましょう。
正しいシャンプーの方法
頭皮の乾燥を防ぎ、ニオイの原因を解消するためには、まずはシャンプーの方法を見直してみましょう。
正しいシャンプーの手順です。
・37～39度くらいのお湯でしっかり予洗いする
・シャンプーを手の平に出して泡立てる
・泡を乗せて頭皮を指でマッサージするようにしっかり洗う
・毛先は擦らずにもみ込む
・すすぎはショートヘアで1分以上、ロングヘアで3分以上を目安に
・リンスやトリートメントは毛先を中心につける
大人女性の頭皮環境を改善するシャンプー
頭皮のニオイが気になるお年頃になって、シャンプーを色々と変えてみました。
でも、あまり効果のあるものに出会えずに、香りの強いシャンプーなどでごまかしてきました。
それでも髪や頭皮は加齢による変化は進むので、本気で頭皮もエイジングケアしないとダメだなぁ・・と考えるようになり、前から気になっていたシャンプーを思い切って使ってみました。
少し高いのですが、リンスやトリートメント不要なので、ラインで買いそろえるのと比べてみると、高すぎることもありません。
40代の女性の頭皮は、蓄積されたシリコンやヘアケア製品の残留物と活発に分泌される頭皮が混ざり合って、ひどい状態になっていることが多く、それが大人女性の頭皮のニオイの原因になると言われています。
100％天然由来のシャンプー、10の無添加という信頼できる品質のシャンプーは、ほんとにトリートメントしなくても艶々で指通りの良い髪に洗い上げてくれました。
頭皮に指を通しても、いつでも嫌な臭いがしなくなるまで三週間くらいかかりましたが、徐々に頭皮がキレイになっていくのがわかるので、日に日に髪が若返るみたいで嬉しくなりますよ。
まとめ
頭皮のニオイだけじゃなく、年齢を重ねると色んなところから発せられる体臭に変化が出てきます。
まさか私が！とショックを受ける前に、自分もにおっているのかも？と油断しないで先回りの対策を考えていきましょう。
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