猫はオシッコの問題を起こすことが多いのは、猫飼いさんならよくご存じだと思います。
もともと砂漠で生きてきたから、水を飲む量が少なくなると、濃いオシッコになりやすいのですよね。
膀胱炎、尿路結石、腎臓疾患などオシッコに関連する病気になりやすいのも猫の特徴とも言えます。
気を付けないとね
そういえば・・・
オシッコが出なくて
困ることがあるよ
もしも飼い猫のトイレの様子に異変がみられたら、尿路系の病気を疑い、早く動物病院を受診しましょう。
じつはうちのオス猫も、時々トイレの様子が変な時があります。
そのたびに病院で診察を受けていますが、特発性膀胱炎と言われてお薬で治してきました。
トイレの様子の異変とは、何度も何度もトイレに入るのに何も出ないのです。
短い時間ですがそわそわと落ち着きがなくなり、家の中に設置してある何か所かのトイレに次々に入るのに、何も出ていない・・。
そんな状態が1時間ほど続くときは、下痢か尿路系のトラブルでした。
尿路系のトラブルは、そのまま放置すると怖いので治ったように見えても心配のタネを解消するためにも、受診したほうが安心ですよね。
獣医師いわく、特発性膀胱炎は治療しなくても自然に治ることが多いそうですが、悪化しないとは限らないので早めの処置が安心だそうです。
うちの猫の場合は、冬になるとオシッコ系のトラブルを起こすように思うのですが、それはやはり水を飲む量が減ることも一因だと感じています。
飲む量を減らさない対策、飲む量を増やす方法を色々と試していますので、参考になれば嬉しいです。
温かさをキープする器
猫は猫舌というだけに、熱いものは苦手なのですが、ほんのり温かいも食べ物や飲み物は好きです。
ですが、冬の飲み水は室内に置いてあっても冷たくなるため、飲む量は減る傾向があります。
それを改善するためには、飲み水の器を加熱・保温できるものに変える必要があります。
しかし、電源を必要とするものは安全性が心配ですよね。
水(お湯)をこぼしてショートしたりすると危険です。
ペット用の保温ボウルは、その点で様々な工夫がされています。
加熱ボウル
このウォーターボウルはペット用で加熱機能があります。
保温だけじゃないので、水を入れておけばぬるま湯になるわけです。
屋外でも使えるもので、ステンレス製なのでお手入れしやすいのもポイントです。
保温ボウル
こちらの保温ボウルは、アウトドアでも使えるため、外飼いの犬用として使っている方が多いのですが、冬の猫用の水飲みボウルとして使う方も増えてきました。
保温温度が低めなので、物足らなさを感じている方もいますが、少しお湯を足すことで保温時間が長くなります。
安全な素材のプラスチック製です。
また電源コードは噛みつき防止なのは安心ですよね。
ヌルーミィ
猫の飲料水を循環させてフィルターでろ過するピュアクリスタル。
尿路系のトラブルを防ぐため、また水を飲む量を増やすために使っている愛猫家はとても多いと思います。
ヌルーミィは、ピュアクリスタル専用の保温器具です。
ピュアクリスタルの下に置くだけですから、わざわざ変えなくてもイイのは便利ですよね。
電源を入れるだけで、そのまま使えます。
あまり高い温度にはできないため、水を飲む量を増やす効果がどこまであるのかは不明です。
(我が家は循環させる給水器はイタズラされるので使っていません・・・)
水飲み場を増やす
飲み水を保温できるアイテムは、ペット専用のものがあるので試してみる価値はあると思います。
我が家でも1つだけ導入しています。
ただ、水飲み場を増やすだけでも飲量をアップさせることは可能です。
よくお昼寝しているお気に入りの場所があるのなら、その部屋にお水を置くのも良いと思います。
我が家では、冬場はリビングのテーブルの上に小さめのウォーターボウルを置きます。
猫がテーブルに乗ったタイミングでペットボトルから水を注ぐと、ほぼ100%飲みます。
ほんとに真冬になると、保温マグボトルに白湯を入れておいて、少しずつ足してあげると喜んで飲みますから、そういう小さな工夫でも良いのではないでしょうか。
まとめ
寒さに弱い生き物にとって、冬は厳しいですよね。
冷たい水が苦手な猫さんですが、尿路系の疾患の原因になるので、工夫をしながら水を飲む量が減らない対策を考えましょう。
また、外で生きている飼い主のいない猫たちのことを考えると心が痛くなる季節でもあります。
せめて不幸な命が増えないためにも、TNR(さくら猫・地域猫)の活動も大切なことだと感じています。