猫との暮らしは幸せに満ち溢れていますが、ひとたび愛猫が病気になったりすると心配で心配で飼い主のほうも生きた心地がしませんよね。
我が家にいる猫も普段は元気そうなのですが、じつは病気がちなので動物病院に代わる代わる通院することも珍しくありません。
きちんとお薬を飲んで、適切な治療を受けているので、直ちに命にかかわるようなことにはなっていませんが、心配のタネは尽きません。
とくに心配なのは、1歳のときに肥満細胞腫という悪性の腫瘍を切除して、3歳のときに脳腫瘍を疑われ精密検査を受けて結果的に特発性てんかんと診断を受けて毎日抗てんかん薬を飲んでいる子です。
特発性てんかんは原因が特定できないので、根本治療ではなく発作を抑える治療しかできません。
幸いにも抗てんかん薬のおかげで今は半年以上経っても発作が起きずに済んでいるのですが、油断は大敵です。
他の子もしつこい慢性鼻炎とアレルギーがあるため、目薬、点鼻薬、塗り薬を常備しているような状態です。
大変だけど良い子でお薬を飲んで、目薬や点鼻薬もガマンしてくれている猫たちのために、飼い主も頑張らなければなりませぬ・・。
ということで、できることは色々やっています。
動物病院で処方されるお薬のほかにも、さまざまなサプリメントも試しつつ、猫たちの体調を観察しています。
てんかんのある子には、DHC・EPA、タウリン
慢性鼻炎とアレルギーのある子には、リジンと免疫力のための複合サプリ
お腹の調子をこわしやすいときは酪酸菌、胃酸が多くて吐き戻ししやすいときには整腸剤など体調をみながら調整しています。
しかし、ここまで気を付けていても特発性てんかんの発作が抑えられるとも限らないし、アレルギーが改善される様子もないので他のものも試してみることにしました。
それがCBDオイルです。
聞いたことがある人も多いと思います。
人間用のCBDオイルは話題になりましたからね。
それが猫用になって販売されているのです。
人間用をそのまま猫に与えているサプリもありますが、CBDオイルは人間用を与えるのは危険が伴うそうです。
詳しく見てみましょう。
猫用CBDオイル M&N’s 内容量10ml テルペンフリー お試し CBD含有量100mg CBDオイル 猫用 サプリメント 猫 リラックス ストレス 健康 ペット用CBD ペットグッズ フード おやつ 国内製造 国産 老猫 睡眠 不安 車酔い mctオイルCBDオイルとは
まず人間用とか猫用に見分ける前に、CBDオイルとは何なのか説明します。
CBD(カンビナジオール)は麻より抽出される天然成分の一つです。
アリス動物病院
大麻草の茎と種からの抽出物で、精神作用のTHCを含まない安全なオイルです。
ヒトを含めた全ての脊椎動物には内因性カンビノナイドを持ち、それを介して様々な機能を制御しております。これをエンド・カンナビノイド・システム(ECS)といい、ヒトだけではなく脊椎動物が共通して持っています。 それは動物の体内に内因性カンナビノイドという物質が生成され、動物が生きていくのに必要不可欠なシステムとして形成されたと考えられています。 このECSが食欲、疼痛、免疫、感情、運動機能、発達、認知、記憶などをコントロールしています。
ヒトや動物は老化や強いストレス、栄養障害、重金属、環境ホルモン、女性ホルモンなどの原因により、内因性カンナビノイドの調節の異常や生成不足などが発生し「カンナビノイド欠乏症」の状態となるとされています。
CBDオイルによる治療とは、植物由来のカンナビノイドにより、動物・人の内因性カンナビノイドの欠乏を補い活性化して、細胞レベルの情報伝達を調整するという治療です。
CBDオイルには、精神作用を及ぼす成分が含まれていないので、人間にも動物にも安全に使うことができるのです。
しかも様々な使い方ができるため、単なる病気の治療だけではなく、日ごろからのストレスに抗うためにも期待できるものなのですね。
猫用CBDオイルとは
CBDオイルは様々な製品が市販されています。
輸入品が多いため、安全性に不安を持つ人もいるでしょう。
とくに猫や犬など小さな生き物に与える場合は、安全性はとても重要です。
結論から言えば、人間用のCBDオイルを猫に与えるのはやめましょう。
理由は、人間用に使われることがある香料テンペルは、猫がアレルギーを起こすことがあるので避けるべき成分だからです。
また、精神作用のあるTHCという成分が含まれていないものを選ぶと、猫用CBDオイルが安全なのでしょう。
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猫用CBDオイルの与え方
CBDオイルは苦くて、口に含むと特有のくせがあって苦手だという感想を聞いたことがありました。
ですから、味に敏感な猫に与えるのは難しいのではないかと思って、一番小さいサイズから試してみました。
透明でさらっとしたオイルなので、チュールに垂らして混ぜてみると、あっけないほどすんなり舐めてくれました。
嫌がる子はいないので、これは猫が嫌がらないと思います。
一番小さいサイズでは、朝と夕の2回与えると1匹以上では1カ月持ちそうにないため、2回目は大きいサイズを買いました。
毎日の習慣として続けて、てんかんやアレルギーが抑えられたらうれしいですね。
はじめてのときは小さいサイズで試してみる方が安心だと思います。
うちの子たちはまったく嫌がりませんでしたが、猫は好みが激しい子もいますのでね。
まとめ
昨年、夏の終わりごろに体調不良になり、秋風が吹くころにはじめててんかん発作を起こしたので、今年も季節の変わり目はドキドキしています。
CBDオイルも使いながら、抗てんかん薬は最小限の量で発作を抑えられているので、このままどうか安定して欲しいと願いながら暮らしていきます。