犬や猫などの動物を家族として愛しみ、大切にしている方にとって、ペットの健康管理はとても重要なことですよね。
動物病院のお世話になることは、できる限り減らして健やかに暮らして欲しいと願っていることでしょう。
そのためには、家庭内での生活環境を整えることや、動物の様子から体調を観察することなどが必要になってきます。
ペット介護士は、動物に関する専門知識を取得できるだけじゃなく、家族としてペットの健康管理をするためにも役に立つ資格です。
在宅で学びながら、ペットとの暮らしをより良いものにするためにペット介護士の資格を取得する方が増えています。
動物関連の仕事に就くことを考えている人はもちろんですが、大切な家族のための資格として考えてみるのも良いのではないでしょうか。
ペット介護士についてご紹介します。
ペット介護士とは
介護士というのは、人間の場合は高齢者や障害のある方のサポートをする仕事というイメージがあります。
ペットも高齢化が進んでいるので、人間と同じくシニア犬やシニア猫の介護には専門的な知識が必要になります。
ですが、ペット介護士という資格は、高齢になった動物の介護のためだけの資格ではありません。
犬や猫など、家の中で人間と一緒に暮らす動物の基礎知識から健康管理、お世話の方法など幅広い知識が得られるのがペット介護士の資格です。
具体的にペット介護士がどのようなことを学ぶのか、ステップごとに見てみましょう。
基礎知識
犬や猫の習性を知らないと、一緒に暮らして困ることもあります。
行動や仕草、鳴き声などから動物が出しているサインを受け取るためにも基礎知識から学びます。
健康管理
ペットの健康管理は飼い主の責任です。
どのような食事を与えればいいのか、病気の予防のために必要なことなどを学びます。
健康診断や予防接種など、病気以外でも動物病院を受診する機会はあるので、そういう時に必要なことなどをDVDでわかりやすく説明してもらえると役に立ちますね。
飼い方やしつけ
ペットと一緒に暮らすためには、やはりしつけは必要です。
家の中を傷つける行動や、訪問者などに吠えたりしないようにルールを教えるポイントがわかります。
グルーミングなどお手入れ
爪切り、歯磨き、ブラッシング、耳や目のお手入れの方法など、必要な道具やケア方法を映像で見られるとわかりやすいですね。
長毛系、短毛系など、被毛の種類によってお手入れの方法も違うので、そういうポイントもわかります。
ペット介護士が役立つ職業
家庭でペットと暮らすためにも大いに役立つペット介護士の資格ですが、動物関係の職業に就くためにもとても有利になります。
動物病院の介護士として、ペットシッター、ペットホテル、ペットショップ、猫カフェ、ドッグカフェなどです。
また、動物愛護のためのボランティア活動をしたい方などにもペット介護士の資格は注目されています。
ペット介護士の資格を取得した人の感想
【36歳・Tさん・女性】
ペットショップではなく、保護された成犬の里親になったので、しつけに苦労しました。
飼育放棄のあげく保健所に持ち込まれた子なので、人間への不信感が強くて信頼関係を作るまでに時間をかけました。
手探りでしたが、ペット介護士の勉強をしていくうちに、なぜ吠えるのか、なぜ嫌がるのかなど犬の習性がわかった上で根気よく教えられました。
今では私のパートナーとしていつも見つめてくれます。
【55歳・Hさん・女性】
飼い主のいない猫を保護して地域猫としてお世話したり、仔猫の里親を探すまでのミルクボランティアをしています。
ペット介護士の資格が名刺に書いてあると、地域猫活動のために住民へ説明する時などに印象が違う気がします。
里親になってくださった方たちの相談にも乗れるので、資格があるのは大きいですね。
【42歳・Yさん・女性】
子供のころから家に犬や猫がいるのが当たり前だったのですが、昔の常識ではダメなことも多く、ペットのためにもきちんと勉強しようと思い立ち資格を取得しました。
勉強と言っても、動物好きには楽しいことばかりです。
子供たちも私の勉強する様子を見ていたので、病気になった老犬の世話もしっかりできました。
ペット介護士の資格取得まとめ
ペットと暮らすために必要な知識を得られると、言葉で伝えられない子たちのサインに早く気がついてあげることができる可能性があります。
幸せな犬生、猫生を送らせてあげることは、飼い主の幸せでもあります。
ペット介護士の資格は、完全な在宅学習で取得可能です。
興味のある方は、ぜひ資料請求してみましょう。
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