猫のあごに何か黒い汚れがついている。
何だか黒い粉みたいなものかある。
これは何だろう・・・・。
ふとした瞬間に見つけて、気になっているのなら、それはあごニキビかも知れません。
あごニキビは、比較的できる子が多く、それほど深刻なものではないのですが、悪化すると痛々しい状態になるので、できるだけ早く治してあげて欲しいと思います。
軽いものなら、薬などを使わなくても治すこともできます。
黒いものが見える程度であれば、まずは飼い主さんのお手入れで様子を見てみましょう。
今回は、自宅で行う主な3つのあごニキビ対策をご紹介します。
フードの見直し
あごニキビは毛穴の分泌物が皮脂や汚れが詰まり、細菌が繁殖することで悪化します。
何度もあごニキビを繰り返すのなら、フードの見直しを考えてみる必要もあると思います。
脂質の割合が高いフードを与えているのなら、少し脂質を抑えたものを試してみても良いと思います。
フードが原因じゃないのなら、意味はないかも知れませんが、体の中から改善する方法としては、フードの見直しは基本です。
避妊・去勢後の肥満対策用にキャットフードは、低脂肪です。
あごニキビ対策だけじゃないので試しやすいと思います。
食器を変える
あごにフードが付着しにくいようにするために、角度のついた食器台を使ってみるのも効果が期待できる対策です。
こちらの食器台は、専用のお皿とセットで使用します。
傾斜があるので食べやすく、あごにフードが付きにくいと思います。
専用のお皿は陶器製で、取り外して洗えるのでお手入れも簡単です。
お皿はウェットフード用とドライフード用があるので、フードのタイプで使い分けられるのも便利なポイントです。
食後のケア
あごニキビ対策には、じつは毎日のお手入れが一番大切です。
あごは猫が自分でお手入れしにくい部位なので、食後の汚れが残りやすいのです。
ウェットフードを食べた後には、あごをきれいに拭いてあげてください。
すでにあごニキビができている状態の時は、殺菌作用のあるものを含ませて拭きます。
イソジンを薄めてもいいのですが、白毛の子は色がついてしまうのが気になるかも知れません。
無色、無臭のアイオニックシルバーを薄めてコットンに含ませて、拭いてあげると1週間くらいで改善すると思います。
コロイダルシルバーも同じ効果ですが、色が濃いので使いにくいと感じる方は、無色透明のアイオニックシルバーが使いやすいでしょう。
アイオニックシルバーは、傷の消毒にも使えますし、猫風邪の時にはフードに混ぜたり色々活用できます。
常備しておくと安心です。
あごニキビの原因
猫のあごニキビは、できやすい子は何度も繰り返します。
これは人間と同じく、体質や肌質によるものなので、治ったとしても繰り返すことは覚悟しておきましょう。
毛根が詰まるのは、汚れだけが原因ではなく、皮脂や角質の影響もあります。
キレイにお手入れしてあげても、繰り返しできることもあるので、あまり神経質にならないようにしましょう。
まとめ
ストレスであごニキビができる猫もいるので、ほんとに人間と同じですよね。
くれぐれもゴシゴシと強くこすって、無理にはがそうとしないでくださいね。
しつこいあごニキビは、根気よくお手入れしなければいけないのですが、化膿したり、出血するまで悪化しなければ、飼い主さんのお手入れだけで改善できるので、諦めずにケアしてあげてください。
コメント