新年を迎えると、毎年始まる帳簿との格闘の時期。
そうです、個人事業主にとって厳しい季節です。
確定申告の開始時期が目前まで迫ってきました。
準備は万全なはずでも、ちょっと不安に感じるものです。
確定申告に役立つ会計ソフトを選ぶポイントを考えてみましょう。
読者付録なのに使える!!
フリーランスに評判なのが、本を購入すると読者プレゼントとして青色申告ソフトがダウンロードできる「フリーランスのための超簡単!青色申告」です。
使っているフリーランスや個人事業主はかなりいるので、信頼度も高いものです。
毎年更新されるソフトは、読者プレゼントですから、本の内容を参考にしながら青色申告に必要な帳簿作成や決算書の作成ができます。
青色申告ソフトはExcelを使っているので、officeが使える環境のパソコンがあれば問題ありません。
しかも、一度読者登録しておけば、サポートの対象になるので、わからないことがあればメールで問い合わせることも可能です。
本の価格だけで青色申告に必要なエクセルファイルを入手できるのです。
翌年以降は読者ページから最新版の申告ソフトをダウンロードすることもできます。
年会費として1200円必要ですが、月に100円で青色申告ソフトがダウンロードできて、しかもサポートも受けられるのは嬉しい限りです。
業種によってはシンプル過ぎて使えない場合もあるようですが、仕入れや在庫のない業種のフリーランスや個人事業主なら全く問題なく使えます。
在宅ワーカーで売上と経費の項目も限られているようなフリーランスの方には十分だと思います。
実際に使っている人が周りにも沢山いるし、長年ロングセラーで売れているので、使いやすさも備わっているのだと思います。
この付録のソフトを使っていれば、翌年度版にも基本的なデータを移行することも簡単にできます。
減価償却のデータや仕分帳の項目、光熱費などの按分など、そのまま翌年度に移行できるので、最初の設定だけ書籍を購入して青色申告の基礎を学びながら入力すれば簡単です。
数字に弱くて、計算が大嫌いな私でも、このシンプルなソフトだからこそ問題なく申告できています。
もちろん、もっと便利な機能が搭載されている申告用のソフトは山ほどありますが、それなりに費用も必要です。
最小限のコストで使えるものとしては、今のところ一番ですし、ロングセラーで売れているので愛用者が多いのも間違いないでしょう。
定番の青色申告ソフト
個人事業主でも、従業員を雇っていたり、材料の仕入れや在庫などの計算が必要な場合は、会計ソフトを使っている方もいると思います。
会計ソフトには青色申告に必要な決算書や申告書を作成できるものも多いですし、会計ソフトに合わせた青色申告用のソフトを揃えて使うものもあります。
5万円以上する会計ソフトもありますが、それに比べて青色申告だけに使用するソフトは1万円~3万円で購入できます。
有名なところだとやよい会計の青色申告ソフトですね。
さすがにメジャーな会計ソフトが作っているだけに、至れり尽くせりの機能があります。
AIで自動仕訳とか、レシートをスマホで読み取って自動で仕訳とか。
使いこなせる自信がないのですが、サポート体制はしっかりしているので、はじめて青色申告をする方にも安心できると思います。
個人事業主にはもったいないくらいの充実ぶりですが、事業の規模がこれから大きくなることが予測されるのなら、はじめから機能の多いソフトを選んだ方が安心だと思います。
多業種に対応する個人事業主向けソフト
「みんなの青色申告」ははじめて申告する人にやさしい内容になっています。
個人事業主といっても、業種は多種多様です。
様々な業種に対応できるようにシステムが作られているので、経理に慣れていなくても簡単に
使えることで人気を集めています。
業種の一覧は以下の通りです。
こちらのソフトはやよいの青色申告ソフトよりもリーズナブルですが、機能は負けていません。
クレジットカードや銀行、電子マネーとリンクさせることができるので、自動的に仕訳できます。
電話サポートも15か月間ついていますから、コスパを考えるとかなり優れていると思います。
まとめ
青色申告のためのソフトを3つご紹介しました。
実際に使ってみないと使いやすさはわからないと思いますが、青色申告の期間は決まっているので、間に合うようにしましょう。
決算書が作成できれば、税務署に行けば申告のやり方は親切に教えてくれます。
わからないことがあればどんどん相談すれば良いのですが、準備は早めに始めないと期間内に申告できなくなっては困ります。
全て手作業で行う時間のない方は、青色申告専用のソフトを便利に使ってサクッと申告を済ませてココロを軽くしましょう。
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